【1】アルクマールのチーズ市 (Kaasmarkt)
言わずと知れたチーズの国 “オランダ！”
ゴーダ（Gouda）や、エダム（Edam）でも行われているチーズ市（KaasMarkt）ですが、
ここアルクマールでは、1365年からチーズ市が開催されていました。
毎年、春から夏（主に金曜日）に開催される、数百年の歴史がある伝統のチーズ市です。
※最新情報はアルクマール市ウェブサイトをご参照ください。
ワーフ広場と言われる計量所（Waag）がある広場には、観覧スペースが設けられ、誰でも無料で観覧でき、大勢の観光客で賑わっています。
この計量所(Waag)は、昔チーズ倉庫だったのですが、現在はチーズ博物館となっており、チーズの歴史などを知る事が出来ます。
当時はチーズの重さを計る天秤が、ここの計量所１つしかなかったために、チーズの取り引きが、ここワーフ広場で行われていたそうです。
軽々と運んでいるように見えるチーズは、実はかなり重くて、1つ10～15キロもあるのです。
2人で運んでいるそりの様な物の重量は、重い時でなんと120キロ！
ですが、その重さを感じさせずチーズを運んでいます。
チーズ取引は、数々の役割分担の上に成り立っているのです。
赤・青・黄・緑などに色分けされた「フェーム（Veem)」と呼ばれるチーズ組合には、
黒ステッキを持った"チーズの父親"と呼ばれる組合責任者「チーズ・ファーザー（kaasvader）」がおり、えっさほっさとチーズを運ぶ人（kaasdrager）、そして取引されたチーズを運搬の為に投げる人（ingooier）、
そして積み込む人（zetter) と、しっかりと役割が決まっているのです。
計量所（Waag）には、タスマン（Tasman ：袋の人）というチーズの重さを測る人、「ウェットミスター（waagmeester）」と呼ばれる人が、正確にチーズの重さを監督しています。
ちなみに、この「ウェットミスター（waagmeester ）」は、公務員だったそうです。
チーズ市は、オランダ伝統衣装を着た女性が、チーズ市に彩を加えています。
アルクマール チーズ市
住所：Houttil 26, 1811 JM Alkmaar
アルクマールチーズ市 ウェブサイト：https://www.kaasmarkt.nl/en
*時間や期間など、最新情報はアルクマール市ウェブサイトでご確認ください。
【2】ランヘ通り(Langestraat)
チーズ市を見終えたら、アルクマールの街散策です
ランヘ通り(Langestraat)は、アルクマールの街の目抜き通りで、ショッピングを楽しむ事が出来ます。
アルクマールの市役所も、このランへ通りにあります。
ランへ通りを歩く時のポイント！
ここランヘ通り(Langestraat)地面から、次にご紹介する「聖ラウレンス大教会」まで400mの道に、50個もの写真が埋め込まれているのです。
これらは、アルクマールの1000年の歴史や、芸術、スポーツなどがあり、思わず足を止めてみてしまいます。
ライトアップされているので、夜でも楽しむことができます！
ぜひショッピングと合わせて楽しんで見てみてください。
ランへ通りの突き当りに、ひときわ目を引く「聖ラウレンス大教会」
1518年に作られたこの大教会は、無料で見学する事ができ、教会内にはおしゃれなカフェもあり、
穏やか、かつ厳かな雰囲気でのティータイムを楽しむことができます。
アルクマールは、また教会オルガンの生産でも有名なのです。
聖ラウレンス大教会も、世界的に有名なオルガンを2つ擁しています。
その１つ1646年に作られた、黄金色の「シュットガーオルガン (Van Hagerbeer/Schnitger Orgen)」
天使の装飾が施された、ゴージャスなオルガンです。
2018年は、聖ラウレンス教会が建てられてからちょうど500周年に当たり、記念イベントとして、
「天国への登り（Klim naar de Hemel）」
と呼ばれる、特別に設置された階段で、教会最上部まで昇ることができたのです。
いつも見ることのできない、教会のベルを目の前で見られたり、外部のみならず、教会内部の天井にも足場が設置されており、天井画や教会を上から見ることができたのです。
また、普段見ることのできない、上から見るアルクマールの街も絶景です。
_JPG.jpg)
聖ラウレンス大教会（Grote Sint.Laurenskerk）
住所：Koorstraat 2, 1811 GP Alkmaar
電話：072 - 514 07 07
※不定期に入場できない期間や時間があります。最新情報はウェブサイトでご確認ください。
「アルクマール」
世界最大チーズ市 & 市内観光 ！
ツアー詳細は下記をクリック！
専用車と日本語ガイドを貸切ツアー！も人気です。
詳細は下記をクリック！