
オランダで歴史ある運河の美しい街 “ライデン (Leiden)”。
日本で近代医学の父と呼ばれる「シーボルト」が、長崎 出島から戻り暮らした街でもあります。

アムステルダムから南西約40kmに位置し、アムステルダムから電車で約30分で行くことができます。
そんな"ライデン(Leiden)"見どころをご紹介いたします。
【1】シーボルトゆかりの家! 【日本博物館 シーボルトハウス(Siebold Huis)】

近代医学の父として知られているドイツ人の「シーボルト」は、1823年にオランダ政府より医官として長崎 出島に送り出されました。
実はオランダ政府より、「日本の情報をできるかぎり集めよ!」と特命が出ていたそうです。
その後、オランダに戻ってきてからは、ここライデンで暮らしていましたが、
その家は現在「シーボルトハウス 日本博物館」として残されています。
シーボルトハウスの見どころの一つは、シーボルトが出島で過ごした生活や、妻「おタキ」と娘「おイネ」のエピソードなどが紹介されるビデオです。
また、シーボルトが持ち帰った多くの日常品や浮世絵、工芸品など、沢山の収集品が展示してあり、その中にはシーボルトが長崎で飼っていた愛犬「さくら」も剥製になって展示されています。


博物館となっている風車内部に入ると、「風車守」という風車を管理する人たちの当時の生活様子がそのまま残されています。
また、風車についてのビデオ上映を鑑賞したり、風車の内部構造を実際に見る事が出来、小麦やとうもろこしを粉にする仕組みを見ることができるのです。
数あるオランダの風車でも、かなり見ごたえのある風車博物館「デ・ファルク」
おすすめです!
【3】レンブラントが生まれ育った街【レンブラントの生家&レンブラント公園&レンブラント橋】

世界的に有名な絵画『夜警』で有名な オランダ人画家 “レンブラント”は、1606年「ライデン」で生まれました。
1631年にアムステルダムに移り住むまでの25年間をここライデンで過ごしたのです。
今は、レンブラント生家はアパートとなっており、一般の方が生活していますが、
アパートの壁に “レンブラントの生家” であることが書かれています。

家の前には、「レンブラント公園」が広がっています。
公園には「レンブラントの銅像」もあり、記念撮影におススメです
「レンブラント公園」のすぐ近くに、「レンブラント橋」があります
橋の向こうには風車(レプリカ)も見ることができ、可愛い景色が広がっています

オランダ最古の大学で、オランダ初代君主「ウィレム1世」によって1575年に設立されました。
オランダ王室との繫がりが強く、現国王「ウィレム アレキサンダー」もライデン大学出身なのです

ライデン大学は、世界初の「日本学科」が設立された大学でもあり、日本と大変ゆかりが深く、すぐ近くのビルの壁には、なんと“芭蕉”の句が書かれています

ライデン大学の奥に進むと、1592年に園芸家として名高い「カロルス・クルシウス」の指揮のもと作られた「ライデン大学植物園(Hortus botanicus Leiden)」もあります。
今は、チューリップ大国として有名なオランダですが、最初の球根がこの植物園に植えられたのが始まりと聞くと、感慨深いものがあります
植物園の中には、菅原道真の句や、日本庭園、シーボルトの胸像もあるのです!

2000年、当時の天皇陛下が「シーボルトハウス」を訪問され、その後「ライデン大学付属植物園」に向かわれたのですが、その途中「Rapenburg 51番地」で3人の学生たちとお話をされたのです。
その時の写真が記念として「Rapenburg 51番地」飾られています。


毎週土曜日に、ライデンの市役所周辺の運河沿いの道で大きなライデンマーケットが開催されます。
*水曜日にもマーケットが開催されますが、土曜日より規模は小さくなります。
マーケットは地元の人たちで賑わい、衣料品、野菜、肉、ナッツ、チーズ、花、スイーツなどたくさんのお店が立ち並びます。



日本にゆかり深い街「ライデン」
まだまだ紹介しきれないくらい、ライデンの街には見どころがいっぱいです
「ライデン」
シーボルトが暮らしたオランダの古都
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